スタッフブログ
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2022/11/02
未分類 - メインの空間が「リビング」と「ダイニング」に分かれている理由
住宅の間取りでは
「LDK」
つまり
・リビング
・ダイニング
・キッチン
を一体に作る間取りが
ほとんどです。
私が何となく気になってしまったのは
なぜ「リビング」と「ダイニング」が
分かれているのか
という点です。
みなさん
わかりますか？
つい先日
youtubeでとある家が紹介されていました。
その家は
DKでした。
つまり
リビングというのが存在せず
・キッチン
・ダイニング
というのがメインフロアの構成。
理由はというと
メインフロアの面積が小さいから。
ご飯を食べるスペースであるダイニングで
テレビを見たりしてくつろぐため
キッチンとダイニングがあれば十分
という発想でした。
みなさんは
DKという間取り
どうですか？
効率的は効率的なのですが
いざ自分が住むとしたら
ということを考えてみました。
以前住んでいた
賃貸では
キッチンと一部屋が繋がっている間取り。
つまり
DKという間取りでした。
大きなテーブルを置いて
ご飯を食べることも
くつろぐことも
同じ部屋で過ごす
という生活をしたことがあります。
私の感覚では
「窮屈」
という感情がありました。
それは「狭い」という
感覚とは違います。
「居場所がここしか無い」
という感覚です。
つまり
テーブルの椅子しか
座る場所が無い
という
居場所が一つしかない空間なので
なんとなく移動したい
という無意識な行動ができなかったのです。
そういう意味で
ご飯を食べるダイニングと
くつろぐリビング
が分かれているというのは
居場所を増やす
という効果というかメリットがあるように思います。
そういう意味で言うと
間取りって
単純にLDKみたいに
簡単に表記するのも違うのではないか
と思います。
もっと行動を掘り下げるべきなのかなと思います。
・キッチン
・ご飯を食べながらテレビを見る場所
・外の景色を見ながらボーとする場所
この間取り表記は
たしかにLDKでまとまるかもしれませんが
非常に単純に間取りを作ったところで
この3つの要望を叶える間取りはできません。
窓の配置であったり
テレビの配置であったり
色々と考える部分があります。
さらにいうと
・キッチン
・ご飯を食べながらテレビを見る場所
・外の景色を見ながらボーとする場所
・手元灯で集中して読書をする場所
・パソコンをする場所
・昼寝する場所
などと増えてくると
リビングという一括りで
まとめることができません。
つまり
キッチンとダイニングは
必ず必要な場所であり
DKは固定されるとして
リビングに関しては
他にどれだけ居場所を設けていくか
という発想で行くと
単純に真四角な部屋を設けることが正解でもないような気がします。
居場所がいくつもある家は
豊かな家だと私は思います。
なぜなら
居場所が無く
窮屈に感じてしまったら
家に帰りたくないとか
快適な家にはなりません。
間取りって
本当に奥深いものだなと思います。
ちなみに
今回このような話をしたきっかけとして
もしかしたら
今後様々な値上がりなどにより
どんどん家が小さくなっていくことで
DKがメインフロアになる時代が来るのではないか
と勝手に想像したからです。
それぞれ価値観はあると思いますが
快適な間取りを作っていきたいですね。
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