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2024/02/04
家の見学時のポイント - 【家の見学時のポイント】敷地編③「隣棟」
住宅を見学する際のポイントを
ご紹介するシリーズ。
敷地編を
① 道路
② 駐車場
と2つ書いておりますが
今日は3つ目の
敷地編③「隣棟」
を書きたいと思います！
※あくまで土地探しの話ではなく分譲（建売）住宅をお探しの時の見るポイントです！
隣棟はずばり
「自分の家」と「隣の家」との間のことです。
なぜ隣棟を見ないといけないかというと
メンテナンスに関わるからです！
外壁のメンテナンスの時に・・・
最近は
ご見学にいらっしゃるお客様からも
たま～にご質問頂きます。
「お隣さんの家との間は
どれくらい離れていますか？」
何のための質問かというと
将来的なメンテナンスができるかどうかの質問です。
まず隣棟というのは
こちらの家でいうと
この部分。
お隣さんとの家の間のことです。
ちなみにこの写真だと狭そうに見えますが
この物件はかなり空けてあり
大人が余裕で歩けるくらいです。
（ちょっと写真の角度で
狭く見えますが。。。）
ここの隙間が
あまりにも狭いと
何が起こるかというと
将来的に
外壁など
外回りのメンテナンスをしようとしたときに
足場を掛ける必要がありますが
その足場を掛けるスペースがない
という話になります。
足場というのは
こういったものです。
この足場が無いと
職人さんが
2階3階と行けないので
高いところの作業には必須のものです。
この足場を掛けるスペースがあるかどうか。
ここを確認しなければなりません。
が
じゃあどれだけ離れていればいいのか？
となると
自分の敷地内に
50cmほど実際にスペースがあれば
なんとか足場は掛けられるかもしれませんが
足場屋さんによっては
お隣さんの敷地を借りて
ゆったり仕事をしたいという方も
いらっしゃるかもしれません。
ですから
最低限の確定的な数字は言えませんが
一つ重要なのは
見学の際に
営業の方に
「将来的に足場は掛けられますか？」
と聞くのはありだと思います。
しっかり考えている物件であれば
「大丈夫ですよ」
と即答されると思います。
もし反応が無ければ
注意が必要かもしれません。
ちなみに
「外壁のメンテナンスだけ
気にしていればいい」
という話ではなく
家の一番下のコンクリート部分である
基礎周りや外配管などに
何かあった場合にも
人が入っていかなければなりません。
また窓廻りも
外から何か触ることもあるかもしれません。
メンテナンス以外でも
お隣さんとの家の間と言えば
エアコン室外機を置く可能性も高いと思います。
（特に名古屋市内の狭小住宅エリアで）
ここに室外機を置こうとすると
やはり45cmくらいは実際の空き寸法が無いと
境界ブロックだの色々と障害物がある中で
置けない可能性もあります。
ここも
営業の方に
「室外機は置けますか？」
と聞いてみると良いと思います。
室外機が置けないとなると
配管をたくさん伸ばして
家の前に置くことになり
外観デザインに影響が出てしまったりする
可能性もあります。
極端に狭いことが問題
内容としては以上です！
今回は少し短い内容でしたが
敷地編③「隣棟」
について書かせていただきました。
狭小住宅地ですと
あまり敷地に余裕もないため
ある程度近い位置に建物は建ってしまいます。
ですが
今回お伝えしたいのは
極端に近いと
・メンテナンス
・室外機置場
などに関して
契約した後に
気づくことが出てしまいます。
ぜひ問題がない寸法かどうか
営業の方に確認してみてください！
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