スタッフブログ
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2018/10/31
スタッフのつぶやき - 【読書記録 #24】日本史で学ぶ経済学
今日は
お休みということで
読書記録です。
ちなみに
休みの日に
一冊読んでいるわけではなく
毎日読み進めて
一週間に一冊を目標に
読んでおります。
でも
著名な経営者の方とか
月20冊読む人とか
ざらにいます。
私も
それくらいのペースで
読んで吸収できると
良いんだけどな
と思いながら。。。
日本史で学ぶ経済学
タイトルから
面白そうだったので
書いました。
読み終わってから
分かりましたが
著者の方は
名古屋市立大学大学院の
教授だったんですね。
どういう本か
ざっくりいうと
現代の経済のトピックを
日本史に当てはめて
説明してくくれる本です。
トピックというのは
・暗号通貨
・プラットフォームビジネス
・働き方改革
など
あとは
・株式会社と経営者
・教育
といったことも
話としてあります。
日本史というと
縄文時代から時代名を覚え
各時代の年号や言葉を暗記して、、、
という勉強法だった記憶ですが
その時に覚えた
「荘園」
であったり
「律令制」
「楽市楽座」
などという言葉が
出てきて
これまでとは違った視点で
日本史を理解できる本です。
また
この本を読む人は
経済に興味がある人だと思うので
中学校などで習った時とは違う
経済の視点から
例えば「荘園」
という言葉を理解するというのは
非常に新鮮です。
経済という視点で
日本史を見るのは
結構楽しくて
やはり
自分の興味のある分野の
視点を通して勉強するのは
良いなと思いました。
現代と昔の話を聞いて感じるのは
手段が違うだけで
目的は同じだということ。
それぞれの時代でも
目的とする本質は似通っていて
ただ
その時代に存在するものを
どう使って達成するか
その手段が違う
ということ。
現代と昔で
明らかに違うことといえば
例えば
インターネット。
このような
新しい技術があるから
昔実践された制度が
新たな形として
復活している
などなど
暗号通貨の話は
そんなタイムスリップしたようなことも
考えさせてくれます。
あとは
財閥と株式会社の話も
楽しく読めました。
なぜかというと
私は大卒後
三井系の会社に入ったのですが
入社式で
三井家の話
越後屋の話
そして
三井越後屋がある日本橋について
動画で解説してもらったことを
思い出しました。
ここで
三井高利の
呉服の定価販売についてなどについて
紹介があり
イノベーションを私達も、、、
みたいな内容だったような。
この本では
財閥が解体された後も
再度
グループ企業が連携を強くするなど
その理由を
株式会社と経営者
という視点で解説しています。
先ほどの話のように
今でも
若手社員に
「三井家」について教えるあたりを
振り返りながら
読んでいました。笑
この本
私の場合
世界史だと頭に入ってこないのですが
日本史だから分かりやすい
というのもあります。
とにかく
だれでも
聞いたことのあること
なんとなく意味が分かっていること
そして
「信長はこうした」など
経済の視点から
偉人の発想に触れることができるのも
魅力の一つ。
ぜひ
読んでみてください。
（今度名古屋で著者のトークイベントが
無料で開催されるということで
行って来ます！）
ちなみに
まだまだ買ったものの
読めていない本が。。。
ついでに
本棚を紹介しようと思い
写真取りましたが
朝陽に照らされたホコリが
たくさん写っていたので
また今度にします。笑
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