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2021/08/06
相続・贈与 - 【親子間で土地をもらう・ゆずる方法】まずは路線価を調べる
先日
ちょっと
土地の相談がありました。
今回のお客様の場合
は建物の相談の前に
土地の相談です。
「ぜひ当社で家を建てたい」
とお話をいただいたお客様。
ではどこに建てるのか
土地についてお伺いしたところ
お父さん所有の土地についての
ご相談がありました。
せっかくなので
ブログでも少しその知識を
ご紹介していこうと思います。
簡単に相談内容をお伝えします。
【相談内容】
お父さんが持っている土地をもらい
その土地に自分の家を建てたい
簡単にいうと
このような内容です。
さて単純に土地貰えばいいじゃん
という話ではなく
しっかりと
どのように貰うのか
手続きを考えなくてはいけません。
そもそも土地をもらう
というのは
非常に大きな金額が動くわけですので
税金に関しても
しっかりポイントを押さえておかないといけないのです。
そこで
いくつか
土地をもらう・ゆずる
方法をお伝えしたいのですが
まずは
この土地の評価について
調べる必要があります。
色々な手続きを考える前に
根本的に
この土地の価値は
いくらなのか。
これをまず調べます。
基本的にはこの数字を基準として
色々と計算する必要があるのです。
その評価の基準となるのは
「路線価」
というものです。
路線価というのは
分かりやすく言うと
道路に面している土地の1㎡あたりの評価額
のことです。
相続や贈与の際に使う
相続性路線価というものがあり
これを基準にします。
https://www.rosenka.nta.go.jp/
これが国税庁の路線価を調べるページ。
ここで調べたい土地の路線価をみることができます。
調べたい土地の正面の数字を見ます。
この数字が路線価です。
ちなみに千円単位なので
読み上げる時には注意が必要です。
ここで調べた路線価が
1㎡あたり10万円だったとします。
土地の大きさが
100㎡だった場合
10万円×100㎡＝10,000,000円（1000万円）
という評価額になります。
非常に簡単ではありますが
まずはここが基準となります。
あとは
土地の形によって
「補正率」
というものが加わり
多少の価格変動が起こりますが
ここでは紹介を割愛します。
簡単に言うと
奥行きが長すぎると使いにくい土地なので
少し評価が下がったりなど
色々と考え方があります。
ですが
まずは
路線価と土地の大きさによって
評価額を知ることで
大まかには良いと思います。
一度
ご自身の土地の路線価を見てみるなどしてみると
面白いかもしれません。
ちょっと長くなってきたので
また明日以降
実際に土地を譲る・もらう
方法のご紹介をしていこうと思います。
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