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2018/05/03
中古住宅 - 【ちょっと嬉しい話】インスペクションの本当の目的を失わないように！
先日、インスペクションを受けているときのお話です。
お客様にてご手配いただいた業者様でインスペクションを受けたのですが、
その業者様が、以前に当社がインスペクションをお願いしたときと同じ会社で、
担当の方も同じ！
現地で顔を合わせて、
「お久しぶりです！」
となりました。
本当に偶然でした！
知っている人と仕事をするのは安心しますよね。
その方の仕事のやり方などをわかっていますので。
今回のインスペクション会社の担当の方は、前回の時から
とても真面目で、少しトラブルがあった時にもすぐに現地に駆けつけてくれるなど、
責任感も強く、安心してお任せできる方だなー
と思っていました。
そんな中、迎えた今回のインスペクション。
この日はちょっと気温が暑かったので、
私がトイレに行ったついでに、
コンビニで皆さんのコーヒーを買ってきて、
差し入れをしました。
すると、そのインスペクションの担当の方から、
「実は不動産会社さんからはコーヒーも含めて、何も受け取ってはいけないことになっているんですよ。」
と一言！
え！？
一瞬驚きましたが、
すぐに
「なるほど！」
と思いました。
みなさん、分かりますか？
この
インスペクション会社と
不動産業者の繋がり。
要は、
検査をする側
（インスペクション会社）
と
検査を受ける側
（建物の売主もしくは売りの仲介をしている不動産会社）
が繋がることは、
インスペクションの依頼者（買いのお客様）
にとって、
メリットがありませんよね。
これは悪い見方ですが、
業者とインスペクションの会社が繋がってしまい、
変な協力関係ができてしまうと、
建物に何か瑕疵などがあった場合に、
買主様に報告せず、うやむやにしてしまったり、
ということをしてしまう危険性が考えられるからです。
（性悪説ですが）
実は、お客様からインスペクションを希望すると言われて、
「この会社に依頼しています」
と、お客様からインスペクションをする会社名を伝えられたときに、
「以前に一緒に仕事したことのある知っている方だ」
とすぐに分かり、
お客様にも、
「一緒に仕事をしたことのある知っている方です！」
と言っていました。
なので、
インスペクションの当日までに私から連絡を取ることはできましたが、
何となく事前に連絡を取り合うことが、ルール違反のような気がして、
当日まで話をすることはありませんでした。
そうしたら、コーヒーの話。笑
連絡を取らなくてよかったと、つくづく思いました。
そして、金銭のやりとりなど生々しいことではなく、笑
缶コーヒー１本ですら絶対に受け取らない、真摯な姿勢に、
良い担当の方だなと、改めて思いました。
みなさんも、インスペクションを受ける予定、希望のある方はご注意ください。
目的は、
買主様が、第三者の立場から公正に判断をするインスペクション会社から、買主様にとって有益な建物情報（良い面も悪い面も含め）を、受け取ることです。
ここの一番の目的が失われないよう、依頼をしましょう。
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